折りたたみスツールは、ボウリング観戦の必需品。
親愛なる君に

ボウリングの応援用に、折りたたみスツールを
東急ハンズに探しに行きました。
最近のボウリング場は、昔のように観戦用の椅子がないので、
長時間にわたる試合を見ると、足やら腰やらが痛くなります。
さらに、昔と違って、レーンのほうが、
通路よりも高くなっているボウリング場が増えているので、
普通の折りたたみ椅子では、まったく見えません。
携帯用の折りたたみ椅子は、スツールではなく、
背が低いものしかありません。
かといって、家具売り場では、今度はしっかりしすぎて、
持ち運ぶのにひと苦労なものが多かった。
結局、椅子の高さを優先して、その中でもいちばん携帯しやすい
折りたたみスツールを買ってきました。
折りたたみ椅子は、予備校では必需品でした。
人気のある先生の授業を、もぐって聞くためです。
僕も、もぐって聞いていましたが、
予備校時代は、一度も折りたたみ椅子を
買ったことがないことに気づきました。
要領がよかったので、もぐりの授業でも、しっかり席を見つけて、
座っていたのです。
こういう子供を、僕の田舎では「はしかい」と言います。
「すばしっこい」という意味です。

                        中谷彰宏拝
P.S.
君のすばしっこいところも、好きだよ。