「凄い」特技を超えて、「気持ち悪い」特技を持とう。
親愛なる君に

体を使った「隠し芸」が、ありますか。
僕は、「手首芸」があります。

1.手首を手のひら側に折り曲げて、親指が、手首につきます。
2.中指と、人さし指も、手首につきます。
3.手首を甲側に折り曲げて、親指が手首につきます。

これは、手首の柔らかさが勝負です。
これは、空手部時代のトレーニングのおかげです。
指もかなり外側にそらせることができるので、
訓練だけでなく、もともと体質なのかもしれません。
指の第1関節が、甲側に90度近く曲がるので、
不気味がられたことがあります。
自分としては、これはみんなそうだと思っていました。
手首が柔らかいことは、ボウリングと手品に生かせます。
結局、好きなものって、肉体芸に結びついているんですね。
「見せて、見せて」と言われて見せると、
「凄い」と、言われずに、「気持ちわるーい」と、逃げられます。
だから、あまり披露していません。

                        中谷彰宏拝
P.S.
今度、見せてあげるね。