統一感のない会に、エネルギーがある。
(有名塾)
親愛なる君に

木村政雄さんの主宰する「有名塾」のキックオフイベントに、
応援に行ってきました。
何をやる会かよくわからないのに、
前売り券3500円、当日券4000円で、
562人もの人が集まったのも凄いことですが、
集まった人たちの統一感のなさが、凄かった。
まるで、地震か水害で体育館に避難したような風景でした。
これだけ活気のある避難民も珍しい。
「今からでも有名になれますか?」
という72歳の女性からの電話問い合わせも、あったそうです。
東京や千葉からも、大阪に駆けつけた方もいました。
「有名塾」とは「個人の名前を持って何かをする」というのが
もともとの趣旨なのですが、
集まった人たちは、個人個人の勝手な解釈でいて、
それがいいんですね。
「まあ、サラリーマンが500人以上集まるのも、気持ち悪いしね」
と、木村さんは笑ってました。
アトランダムに集めても、もうちょっと統一感があるから、
このバラバラさは、デパートの屋上以上でした。
新聞に出なかった見出しを紹介しておきます。
「将棋倒しでけが人」
「入りきれなかった人に殴られ、病院に運ばれる担当者」
「消防法違反で、事情聴取」
「警察に無届で、集会」
ぱっと見て、何の会かわからないような会が、この会のいいところですね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
「有名塾」の講師の中の
シンクロナイズドスイミングの井村雅代先生の授業には、
海パン・鼻クリップ持参で、ぜひ参加したいですね。