事件処理にも、ユーモア精神が欲しいね。
親愛なる君に

面白いことは、毎日起こります。
車のクラクションが次々と鳴り続けているので、
窓の外を見ました。
1台の車が、一方通行の細い道に駐車したまま、
運転手さんがいなくなって、10台以上の車が渋滞していました。
渋滞している側の運転手さんが、次々車を降りてきました。
こういう状況って、ドキュメンタリーを見るようで、ワクワクしますね。
そうこうしているうちに、後ろには車がどんどん入ってきて、
前の状況すらわからないので、ますますクラクションの数が
増えていきます。
一方通行なので、わき道に逃げるに逃げれないのです。
そして、数人の運転手さんが力を合わせて、
運転手さんのいない車を人力で押しながら、
邪魔にならないところに、運びました。
運び終えた時、思わず拍手をしてしまいそうでした。
クラクションを鳴らすより、解決する方法を選んだほうが、ドラマですね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
東京は、ややマジメでした。
大阪だったら、運んだ車を、ひっくり返して置いておく
ユーモア精神があるんですねどね。