馬が好きな人は、騎馬民族の末裔だ。
親愛なる君に

ブリアン・レイリーの『ペットなんでも相談室』には、
かなり馬が登場します。
それだけ、馬が親しみのあるペットだということです。
ニューヨークに行くと、馬に乗ったおまわりさんがカッコいい。
アメリカは、いまだにカウボーイの国なのですね。
日本でも、昔は、街でよく馬を見かけました。
僕は、馬が好きです。
まつげが長い目もかわいい。
毛並みも、きれいです。
おじいさんは、馬を使った運送屋さんをしていました。
だから、家には、馬小屋がありました。
子供の頃、淡路島で、初めて馬に乗りました。
その頃、神戸の六甲に住んでいて、
家の前を神戸大学の乗馬部の馬が、いつも通っていました。
両親は、日曜日には競馬をしていますが、
ギャンブルが好きというより、馬そのものが、好きなのです。
「馬が好き」というのは、遺伝のようです。
江上波夫先生の「騎馬民族国家説」を、僕は信じています。
自分は、騎馬民族が、アジア大陸から、東の果てにたどり着き、
とうとう海を渡って、日本に来た人たちの末裔だと、思っています。
行動力は、騎馬民族の血なんですね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
君の目は、馬の目に似てるね。
だから、行動力があるんだね。