出版社で言うと、たった1人で、200位に入ってしまう。
(年間出版点数)
親愛なる君に

年間70冊のペースで、本を書いて出しているというのは、
もはや、作家というより、出版社並みです。
僕の本を出している出版社の半分は、
年間出版点数で言うと、
僕より数が少ない出版社ということになります。
年間70点と言うと、出版社のランキングでは、
上位200社の中に入ります。
専門出版社や文庫出版社、楽譜出版社や写真集出版社など、
すべて含めて200位に入るというのは、凄いことです。
出版年鑑1999年の資料をみると、
あのベストセラーをたくさん出している草思社で、
年間67点でした。
たった1人の作家で、これだけ出しているのも凄いことですが、
それを、出るたびに読んでいるという人も、それ以上に凄いです。

                        中谷彰宏拝
P.S.
新しくできた本を、君が笑いながら読む瞬間が、
僕にとって最高に幸せな瞬間です。