おしゃれな人は、色で統一している。
(中谷本の金の帯)
親愛なる君に

「中谷さんの本は、帯がゴールドで統一されていて、キレイ。
本屋さんでも、すぐ見つけることができますね」
と、ダンスの花岡律子先生に言われました。
「ゴールドと黒(文字)」は、中谷ブランドのブランドカラーです。
律子先生は、CDをジャンル別ではなくて、
背中の色別に並べているそうです。
ご自宅のクローゼットも色順に並べているそうです。
中島薫さんの豪邸のクローゼットも、色順に並んでいました。
子供の時、絵の具箱は、色順に、元の位置に戻すように、
父親に教えられました。
そうしないと、適切な色を見つけることができなくなるからです。
油絵の場合は、使っても、使わなくても、
先にパレットに少しずつ出しておくように教えられました。
これまで、出版社とは関係なしに、
1人の作家の帯の色を統一するということにした作家はいませんでした。
帯の色は、1冊ごとに、デザイナーが決めていたので、
トータルな戦略を立てることができませんでした。
帯の色がそろっていると、
本を並べる本屋さんにも、本を探す読者の人にも、便利です。
帯の色をそろえるという発想は、
父親からの色の教育によるものですね。
チョコボールのふたの当たりの「金のくちばし」も、うれしかった。
それも、きっと影響してますね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
今度、本棚の見せあいっこを、しましょう。