磁石って、エッチだよね。
(クリスタナ・ローケン)
親愛なる君に

「好きな女優さんは、誰ですか?」と、よく聞かれます。
オードリー・ヘップバーンから挙げていくと、キリがないので、
「今年観た映画の中から」という条件で思い浮かべてみました。
やっぱり、『ターミネーター3』のT-X役のクリスタナ・ローケンが
ナンバーワンです。
007以来、映画の悪女は、ロシア系と相場が決まっています。
181センチの長身に、悪女なのに、ネコ目の童顔というところがいい。
顔だけ見ていると、お人形さんのような無邪気さが、
ロボットっぽくて、いい味が出ています。
日本でいうと、吉永小百合さんが、アンドロイドだったら、
怖いだろうなという感じです。
『つる』での吉永小百合さんの「あれ?」という顔は、
アンドロイドの顔でした。
クリスタナも、同じ表情をするんですね。
僕がいちばんセクシーだと思ったのが、
クリスタナが、巨大磁石にはりつけになるところです。
「むにゅっ」と引き寄せたり、反発したりする「ふわーん」という
磁石の感じって、かなりエッチですよね。
そんな感じがするのは、僕だけでしょうか。
クリスタナ・ローケンの魅力は、まさに磁石の魅力です。

                        中谷彰宏拝
P.S.
君にも、磁石の感覚があるよ。