看板が割れてから20年以上使い続ける底力。
(高田馬場)
親愛なる君に

池袋に、転球劇場の『ドラゴン』を観に行った帰りに、
高田馬場に寄りました。
「アド街ック」で紹介されていた高田馬場の現状を確認に行きました。
新たな発見が、たくさんありました。

1.昔、よく通った中華料理屋さんの看板は、変わってなかった。

僕が通っていた時に、その看板はすでに割れていたのに、
ガムテープで補修されて、いまだに使われていました。
ということは、割れてから、四半世紀を迎えようとしているということです。

2.当時、高田馬場に唯一あったカフェバーは、健在。

僕の大学時代は、カフェバー・ブームの時代でした。
高田馬場には、違和感のある存在でした。
オシャレなお店ができても、次々つぶれ、
ラーメン屋さんに変わっている高田馬場の中では、これも凄いことです。

3.昔よく通っていたとんかつ屋さんのとんかつには、
 あいかわらず、ナポリタンというより
 ケチャップ・スパゲティが、たくさんのっていた。

ショーウインドーを見て、初めて気づきました。
ケチャップ・スパゲティは、とんかつだけでなく、生姜焼きにいたるまで、
すべての商品にのっていました。
そのとんかつ屋さんでは、ケチャップ・スパゲティが売りだったのです。
それがとんかつだと思い込んでいたら、国際ルールではないことを、
のちに、知ることになりました。

昔、住んでいた町に行くと、いろんな発見がありますね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
今度は、早稲田に、一緒に行こう。
きっと、何か発見があるはずです。