参加モノに、手を挙げられる人は、エライ。
(ジュラシックパーク・インスティテュート・ツアー)
親愛なる君に

「ジュラシックパーク・インスティテュート・ツアー」に、行ってきました。
原宿に小屋ができているので、「なにかな」と前から気になっていました。
コレはまた、新しいタイプのイベントでした。
コレまでも恐竜モノイベントはあったけど、
「JPIツアー」は、「インスティテュート」というところがミソなのです。
つまり、「恐竜展」ではなくて、「恐竜研究所見学」なのです。
観客は、歩きながら研究所のいろんな施設をめぐって、
研究員の説明を聞くという設定なのです。
研究員は、小劇場の役者さんたちが演じていて、
シャイな日本人には、「一緒に参加して盛り上げる」という
エンターテインメント・トレーニングになっていいですね。
と言いながら、僕も、
「どなたかお手伝いしていただける方、いませんか?」と言われた時、
靴のヒモを結び直すふりをして、目をそらしてしまいました。
「はい」と手を挙げた少年に、「おおお」と尊敬してしまいました。
彼は、将来、立派になるはずです。
ラストのオチは、内緒にしておきましょう。
「子供向けの恐竜モノでしょ?」という人を、
ぜひ連れて行きたいですね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
参加モノがあると、手を挙げようとする君も、好きです。