人生とマンガは、抜けている巻を飛ばしてはいけない。
(『風の大地』)
親愛なる君に

[読書日記]を見ると、僕がどんな読書生活をしているかがわかります。
読書生活だけでなく、どんなにハラハラしているかも、わかります。
ボウリングの勉強のために、
ゴルフ漫画の『風の大地』を読みました。
ハマりました。
やっぱり、ボウリングと、まったく同じ世界でした。
33巻まで、あっという間に読みました。
「あっという間」というのは、実は正確ではありません。
26巻まで読んだ時、27巻が行方不明になっていることに気づいたのです。
27巻を、すぐに注文しました。
届くまで、1週間はかかります。
僕は、迷いました。
27巻を飛ばして、先を読むべきか。
それとも、1週間、ガマンすべきか。
原作者の坂田信弘さんの顔を、思い浮かべました。
僕は、ガマンするほうを選びました。
現在出ている33巻まで読み終わると、
同じ坂田信弘さん原作のすべての、他のゴルフマンガも注文しました。
昨年の『子連れ狼』に匹敵する今年の最大のヒットです。
[読書日記]には、ドラマがありますね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
いつか僕も、こんなにドキドキできる
ボウリング長編漫画の原作を書きたいと思います。