本を読んでいる人は、寿命が長い。
(井狩春男さん著『糖尿病を治すコツ』)
親愛なる君に

本を売る達人の井狩春男さんの『糖尿病を治すコツ』(共同通信社)
を、読みました。
病気治療本は、お医者さんが書いたものが多い中で、
井狩さん自身が、試行錯誤したプロセスが、
患者さんの視点で書かれていて、わかりやすく、面白かった。
〈治療は、医者任せにしないで、自力でできることは、すべてやる〉
という姿勢が、あらゆる病気で悩む仲間を、勇気づけたと思います。
血糖値が高いと言われたことがある父親に、早速、送りました。
井狩さんは、お酒もタバコも甘いものも飲んだり、食べたりしないのに、
糖尿病になりました。
ということは、他人事ではないということです。
井狩さんが、糖尿病とわかった時、
きっとすべての関連本を読んだと思います。
きっと、僕も同じことをするでしょう。
本を読むことで、病と戦い、健康に長生きすることができるのです。
本をよく読む人の、平均寿命を出せば、きっと読まない人より、
10年は長いはずです。

                        中谷彰宏拝
P.S.
君が具合が悪くなった時は、僕が勉強するからね。
そして、そのことについて、本を書こう。