正しい時より、間違ってるほうが、よかったりする。
(ダンス)
親愛なる君に

花岡ダンスギャラリーの10周年記念パーティで、
律子先生と、アマチュア・デモンストレーションで、
踊らせていただきました。
アメージング・グレイスの曲にあわせて、
イングリッシュワルツを踊るのです。
テーマは、「ステップを間違えないようにすること」より、
「笑顔」にしました。
リハーサルでは、いつもと広さが違うので、
スペースの確認をしながらも、ステップも間違えずにできました。
ところが、本番では、後半に来て、
音楽が少し余っていました。
もともとステップではなく、流れで覚えているので、
どこで抜けたかも気づきませんでした。
律子先生と浩司先生には、どきりとさせたと思いますが、
本人は、比較的動揺せず、アドリブで最後まで踊りました。
プロの先生には、ばれたでしょうが、
見ていたお客さんに聞くと、まったく気づかれていませんでした。
自分としては、きっちり踊れたリハーサルより、
間違った本番のほうが、芸術点はよかったような気がします。
やっぱり、ステップよりも、笑顔だということを、
実践で勉強することができました。

                        中谷彰宏拝
P.S.
お稽古を始めて、1年8か月。
あの頃は、こんな風だったねと、笑ってビデオを一緒に見てください。