完投することで、強くなれる。
(ジャパンオープンボウリング)
親愛なる君に

「『ジャパンオープンボウリング』の選手名に中谷さんの名前が
入っているのですが、同姓同名の別人ですか?」
というメールが届きました。
別人ではなく、僕が、出場してきました。
ゴルフやテニスと同じく、ジャパンオープンは、国内最大の大会です。
アマは、全国各地でハイレベルの予選を勝ち残らねばなりません。
全国のボウリング場の会員数が70万人。
その中のたった260人しか出場できないのです。
プロも、700人いるプロの中で、
ランキング200位以内にいないと出場できないということからも、
いかに厳しい大会かということがわかります。
試合は、4日間。
最初の2日間の12ゲームのトータルピンで、
460人の選手から94人に絞られます。
トッププロと同じボックスに入って、まったくハンデなしの勝負です。
通過ラインは、アベレージ217。
3日目、さらに12ゲーム追加して、94人から12人にしぼられます。
それが終わるとすぐ、12人の総当たり戦で、3人にしぼられる。
テレビで紹介されるのは、いかに最後の一部分かということがわかります。
昨年は、どうやってエントリーするのかも知りませんでした。
ボウリングを、毎日するようになって2年。
加藤孝幸プロにコーチしていただくようになって、1年半で
ジャパンオープン本大会に出場できるだけでも、感激でした。

                        中谷彰宏拝
P.S.
参加することで、勉強になりました。
完投することで、強くなりました。