キレイになるだけでなく、ハッピーな顔になろう。
(ミス・インターナショナル)
親愛なる君に

ミス・インターナショナル ビューティページェント2003世界大会に
審査員として参加しました。
同時に、2004年のミス・インターナショナル&ミス・ワールド日本大会も、
開かれました。
僕は、博報堂以来、死ぬほどオーディションをしてきてます。
テレビでも、「ゴールドラッシュ」など、オーディションをしてきました。
なにより『面達』は、オーディションそのものです。
「迷うでしょう?」と言われますが、まったく迷いません。
僕のミス・インターナショナルを選ぶ時の基準は、明快です。
気品・知性・肉体美だけではありません。
「キレイな人かどうか」ではなく、「ハッピーな人かどうか」なのです。
どんなに美人でも、ハッピーそうでない人もいます。
どんなに成功していても、ハッピーそうでない人もいます。
美人やお金持ちに人が集まるのではありません。
ハッピーな人に、人が集まるのです。
ホテルでも、フロントには美人を配置するよりは、
ハッピー顔の人をシフトしたほうが、そのホテルは流行ります。
たとえば、審査員長の、たかの友梨さんは、
ハッピーだから人がまわりに集まるのです。
地方や国の代表に選ばれたからハッピー、ではないのです。
ハッピーだから、代表に選ばれたのです。
ハッピーになるためには、いい音楽を聴いて、いい出会いをして、
いい本を読んで、いい景色を見て、時にはいい失恋をして、なれます。
ハッピーな人と一緒にいると、まわりの人まで、ハッピーになれます。
この模様は、お正月にテレビ東京系で放映されます。
ミス・インターナショナル ページェントは、ミス・ハッピー ページェントなのです。

                        中谷彰宏拝
P.S.
栄冠を手に入れたミス・ベネズエラは、自分の名前を聞いた瞬間、
Vサインをしました。
気品のある人のさわやかなVサインを、初めて見ました。