自然に足が前に出ることを、選ぼう。
(ニューバランス)
親愛なる君に

ライフスタイルが変わると、靴が変わります。
今、僕は、部活の高校生みたいな暮らしをしているので、
スーツ用のベルルッティよりも、
運動用のニューバランスを履いている時間が圧倒的に長くなりました。
今、履いているのは、ニューバランスの黒の574タイプ。
ショップで初めて履いた時、足が勝手に前に進むような感じで、
驚きました。
アキレス腱のカット、つま先とカカトのそりが、足にピッタリあいました。
京都に撮影に行った時、靴の好きな撮影スタッフに、
「あれ、これ見たことない。何タイプですか?」と、聞かれました。
運動のしすぎで、ズボンのお尻が破れてから、
ゴルフ用のズボンを履くようになりました。
白やクリームのズボンを履くようになると、
靴も黒だけではなくて、白も必要になって、買いに行きました。
同じタイプの白を買おうと思っていったら、
ニューバランスの専門店が近くにできたので、
ニューバランス商品の扱いがなくなっていました。
仕方なく、他社の似たタイプを買いました。
でも、なんとなく違うのです。
結局、一度履いただけで、ニューバランスの専門店に買い直しに行きました。
3足ヒモをしめてもらって履いて、結局、996タイプを買いました。
これが、あとの出来事の伏線になるとは、その時は、思いませんでした。

                        中谷彰宏拝
P.S.
君にとって、自然に足が前に出るような存在に、僕はなりたい。