冒頭10分、ラスト30分の役が、重要。
(2時間ドラマの見方)
親愛なる君に

暴力夫のドラマを観た人から、いろんな反応を聞きました。
「意外でした」という意見の中に、
やっぱり出ました「あんな人だとは、思わなかった」。
それは、「それだけ、リアルだった」ということですね。
結構よく言われるのが、
「死んでましたね」というコメント。
これって、「出ますよ」というのを聞いて見てくださったんだけど、
冒頭で死んでいるところを見て、
「もう、出ないな」と判断して、お風呂に入っちゃった人のコメントなんですね。
冒頭で死んでても、なぜ殺されたかという回想シーンが、
必ず、あとから出てくるので、最初の10分と、ラストの30分は
見とかないといけないんです。
これが、2時間ドラマの見方の基本です。
犯人や悪人をしている僕の場合の出番は、
ほとんどが「最初の10分、ラストの30分」です。
また、そういう役が、好きなんですね。

                        彰宏より。
P.S.
君が2時間ドラマが好きなところも、好きだよ。