インフルエンザの予防注射は、街中が狙い目。
親愛なる君に

「インフルエンザの予防接種、したん?」
と、母親から電話がかかってきました。
流行ってからでは遅いので、さっそく予約しました。
予防注射なんて、懐かしい気がします。
予約日の前日に、ノドが痛くなりました。
ボウリング場で、風邪が流行っているので、しかたありません。
みんなかかっているのに、自分ひとりかからないのも、
つきあいが悪い気がします。
できれば、軽くかかって、さっと直そうと思っていました。
問診表に「本日の体調」を記入する欄があったけど、
「きわめて良好」と書きました。
「体温が37.5度以上の人は、できません」と書かれていたので、
万一、熱があってはいけないので、
体温計を脇にはさむ時、ちょっと先だけ出して、
温度が上がり過ぎないようにしました。
そしたら、いつまでたっても「ピピッ」とならないので、
あとからきたおっさんに先を越されて、「中谷さん、まだですか?」と
看護婦さんに呼び出されました。
35.9度。
体温計をずらしすぎました。
アメリカでは、インフルエンザの予防接種が品切れで、
病院の前に、行列ができているそうです。
ニューヨークのマイナス5度の外で待っていたら、それで肺炎になりそうです。
日本でも、品切れの病院が増えているので、
意外に、高齢者の少ない都心部の病院が狙い目です。

                        彰宏より。
P.S.
風邪気味の時の君も、好きだよ。