筆で字を書くことは、赤ちゃんの人生を決めるようなことだ。
親愛なる君に

僕は、文章を書くのも好きだけど、
それ以前に、字を書くこと自体が好きです。
「キャラっぱ!」の題字を筆で書きました。
何枚も、何枚も書いているうちに、
こんな書き方もできるなあという字に、出合ってきます。
それって、お手本を見て、上手に書くっていうこととは
違う面白さがあるんですね。
たくさん書いているうちに、そのイメージピッタリの字に巡り合えます。
こういう仕事は、好きです。
お店の看板とか、メニューとか、壁のお品書きとかで、
いい字だなとつい惚れぼれ見てしまう字があります。
そういう字を見ると、僕も書きたくなります。
クイズ番組でも、最近、手書きになってきているので、
できれば、筆で書きたいくらいです。
とんねるずの「くわず嫌い」コーナーに出て、
最後の「筆入れ」を、本当に筆で書きたいと思います。
美人秘書かれらに女の子の赤ちゃんが生まれた時、
命名の筆書きをした時は、
その子の性格や人生が決まりそうなので、
ハッピーな人生になるように願いを込めて、書きました。
これが、筆書きの本質ですね。

                        彰宏より。
P.S.
書いてほしい字があったら、プレゼントするよ。