牛丼は、大切な愛人だ。
(吉野家)
親愛なる君に

「吉野家の牛丼がなくなるかもしれない」という情報を聞いて、
あわてて牛丼を食べに行った人は、少なくありません。
僕も、その1人です。
お店は、込んでいました。
異様な熱気を感じました。
「牛丼、ごめん」という気持ちになりました。
ふだん、電話1本しないのに、
危篤になって急に駆けつける親戚みたいな気持ちになって反省しました。
牛丼は、毎日食べるわけではないけれど、
たまに、猛烈に食べたくなる、愛人みたいな存在です。
愛人の存在のありがたみを忘れてはいけないんですね。
きっと、この危機も、安部修仁社長は乗り切るでしょう。
これまでも、何度も危機を乗り切ってきたからです。
むしろ、今回の危機で、
「吉野家の牛丼のありがたみ」を、多くの人が再認識して、
ファンはますます増えるでしょう。
吉野家が、さらにステップアップするための
神様の企画したキャンペーンだと思います。
がんばれ、牛丼。がんばれ、吉野家。

                        彰宏より。
P.S.
今度一緒に、新メニューも、食べに行こう。