スタッフがお客様みたいで、お客様がスタッフみたいな心地よさ。
(豪華客船クリスタル・セレニティ)
親愛なる君に

豪華客船クリスタル・セレニティが、横浜に初来航するので、
宿泊してきました。
セレニティは、クリスタル・ハーモニー、クリスタル・シンフォニーの妹です。
クリスタル・ハーモニーは、『大人のホテル』で上海までの旅日記を紹介しました。
6万8000トンは、タイタニックより、さらに大きな船です。
姉のクリスタル・クルーズ姉妹は、世界中にある大型豪華客船の中で、
2003年ランキング1位になりました。
たとえれば、ミスインターナショナル世界グランプリ姉妹に、
もう1人の妹が現れた感じです。
船は、設備がどんなに凄くても、それだけでは足りません。
最後は、中のスタッフと、それ以上に、お客様で決まります。
たまたま、ハーモニーでお会いした高岡国慶さんご夫妻に、再会しました。
高岡さんは、もう14年も、ペントハウス・スイートに、まるで住まれているので、
お会いできたのは、たまたまではなく、お宅に伺ったようなものだからです。
「前にお会いしたのは、98年ですね」
と、奥様が即答されたのには、驚きました。
世界中の豪華客船ファンで、高岡さんが知らない人はいないというくらいです。
乗客は、すべてファミリーなので、
チェックインして、部屋に行くまでに、
エレベーターの中で乗り合わせたおばあちゃんに、
「あら、あなたはココからでしょ。あとで、部屋に来て」と、誘われるほどです。
1泊1人27万円のスイートに4か月も泊まっているおばさんは、
部屋のドアは、開けっぱなしで、廊下に立っていて、
遠くに人を見つけると、「こっち、いらっしゃい」と、寝室やクローゼットまで、
全部見せてくれるのです。
これが、船の楽しみなんですね。
高橋光彦CEOのホスピタリティが、素敵なスタッフ、素敵なお客様を
集める引力になっているんですね。
スタッフがお客様みたいにハッピーで、
お客様がスタッフみたいにサービス精神にあふれていました。

                        彰宏より。
P.S.
今度、一緒に、乗りましょう。