お笑いの面白さは、見た人にしかわからない。
親愛なる君に

お笑いの世界の層は、サッカー界より厚い。
しかも、新人かと思っていたら、
ベテランだったりするところが、層の厚さを感じます。
今、イチオシの3組。(順不同)

1.ペナルティ
元・市立船橋のサッカー選手のボケがいい。
サッカー界から、お笑いに転進組が増えて、結構いい。

2.レギュラー
これは、動きといい、ネタといい、コテコテ・シュール。
松本君の癒し系のルックスと動きのキレのギャップに驚かされる。
「隣のジジイの 犬 逃がす」という七五調のネタは、俳句的でもある。
そのくせ、尾崎豊を抜群の力量で歌いこなすところは、またギャップ。

3.木村祐一
キムキム兄やんは、玄人好み。
お笑いタレントでありながら、作家も演出もブレーンもこなす奇才。
街中で見つけた面白い発見を、写真を見せながらする解説の淡々さは
誰もマネができない。
「ワンルームマンション反対」という看板に、
「高層マンション反対ならわかるけど、間取りはほっといたったら、ええんちゃうん」
という、テニスで言うと、ロブのようなツッコミが決まる。
お笑いの面白さは、見た人にしかわからないところが、
つらいところでもあり、いいところでもあるんだよね。

                        彰宏より。
P.S.
笑いに関しては、玄人好みの君が好き。