ローゲームでこそ、一流の凄さがわかる。
(ガダルカナル・タカさん)
親愛なる君に

テレビ東京『男達の風景』で、
「男がこだわってしていること」についての番組の撮影をしています。
ボウリングというテーマにしぼって、30分×2回の放送です。
僕は、通常、打ち合わせがあまり好きではないんですが、
ボウリングに関しては、いいかげんなことができないので、
何度も、何度も、打ち合わせをしました。
いつもだったら、「当日で、なんとかなるでしょう」というところを、
「打ち合わせの前に、一度、ボウリング場も見にきてみてください」と、
打ち合わせの段階で、こちらから提案するくらいでした。
30分で、ワンクール放送できるくらいの素材を提供して、
密度の濃いものを作ってほしいという思い入れです。
話したいことも、無限にあります。
1年間かけて作っても、いいくらいです。
番組の中で、誰かと対戦するシーンも入れたいということなので、
芸能界屈指のボウラー、ガダルカナル・タカさんに来ていただきました。
勝ち負けよりも、僕は、タカさんのフォームやリリースを、
ぜひ生で見てみたかったのです。
さすが、もともと運動神経抜群のタカさんが、
さらに時間をかけて作り上げた見事なフォームで感動しました。
なによりも、ボウリングに対する真剣な思いが、伝わりました。
勉強になりました。
朝一番の難しいレーンコンディションで、
点数的には、ローゲームで、ビギナーの人には、
「なんや、たいしたことないやん」と思われるかもしれません。
が、難しいコンディションになったことで、
ボウリングを知っている人には、凄さがわかってよかった。
放送は、前編・4月2日(金)、後編・4月9日(金)深夜1時−1時半です。

                        彰宏より。
P.S.
タカさん、また一緒に、投げさせてください。