どっちが勝ったかより、どう戦ったかのほうが印象に残る。
(スポーツ観戦の楽しみ方)
親愛なる君に

スカイAの「パーフェクトボウリング」のPBAツアーのゲスト解説に、
また呼んでいただきました。
この番組のゲスト解説は、プロボウラーで、
しかも、ボールを大きく曲げるクランカーや
PBAのツアーに参加した選手だけなので、光栄です。
僕は、自分がゲストでしゃべって収録した番組も、
もう一度オンエアでハラハラしながら観戦します。
実際に自分で見て、しゃべってるくらいだから、
結果はわかっているのに、どっちが勝ったか、覚えていないんです。
これが、スポーツですね。
僕が、見たいのは、結果じゃないんですね。
「何点だったか」とか、「どっちが勝ったか」は、どうでもいいのです。
「どう戦ったか?」のほうが、より印象に残るのです。
むしろ、敗者のほうが、印象に残ります。
敗者は、勝負の神様も敵に回して、大きな試練と戦っているからです。
だから、同じ試合を、何度見ても、楽しめるのです。
見直すたびに、発見があるからです。

                        彰宏より。
P.S.
いい試合を見るたびに、「君に見せてあげたい」と思うのです。