子供は「泣き虫」と言われ、大人は「涙もろい」と言われる。
親愛なる君に

年をとって、ますます「涙もろい」です。
涙腺、ユルユルです。
実は、子供の頃から「涙もろかった」です。
子供は「涙もろい」と、「泣き虫」とバカにされます。
僕は、今でも「泣き虫」です。
「泣き虫」パターンは、いくつもあります。

1.セリフ泣き。
最近では、映画『クイール』で、
香川照之さんが瀕死のクイールに言う
「もう、ええよ」と言うセリフで、泣きました。

2.早泣き。
普通、泣くシーンはラストにあるのに、
いきなり映画の冒頭で泣いてしまう。
たとえば、『ダンス・ウイズ・ウルブス』。

3.外泣き。
家で、ビデオを見ながら泣くのはいいけど、外で泣くのは恥ずかしい。
たとえば、飛行機で見た『クール・ランニング』。

4.もらい泣き。
誰かが泣いていると、理由がわからないのに、涙が出る。
子供の頃、妹が泣いていると、つられて涙が出て、
泣いていた妹に慰められた。
でも、美人に好きなタイプがあるように、
何でも泣くわけではないのですよね。

                        彰宏より。
P.S.
君の涙もろいところも、好きだよ。