すべての職業は、人を幸せにする魔法使いだ。
(Mr.マリックさん)
親愛なる君に

僕は、手品を見るのも好きですが、するのも好きです。
僕は、将来の職業として、
マジシャンという選択肢を選んでいたかもしれません。
女の子を、ちょっとしたトリックで、ビックリさせたりするのは、大好きです。
作家という名のマジシャンになったのかもしれません。
表現者であり、クリエイターであり、エンターテイナーであるという点では、
作家とマジシャンは、税務署でも、同じカテゴリーかもしれません。
僕が、手品好きになったのは、子供の頃、父親がデパートで
手品をお土産に買ってきて、見せてくれて、
「やっぱり、大人は凄い」と尊敬させられたからです。
オリガミの「だまし船」を父親にされて、
今度は妹に仕掛ける側に回りました。
博報堂時代は、同期旅行で草津に行った時に、
小型の「ギロチン」で、女の子を、キャーキャー言わせていました。
僕の手品は、半分は話芸なので、
ちなみに、「ギロチン」のトークは、
「中国は広島生まれのゼンジー北京さん」ゆずりです。
僕が今、競技ボウリングをしているのも、ボールルームダンスをしているのも、
魔法使いになりたいからですね。
子供は、魔法使いに憧れる。
そして、すべての職業は、
人を驚かせ、笑わせ、幸せにする魔術師なのですね。

                        彰宏より。
P.S.
君を驚かせ、笑わせ、幸せにする魔術師になりたい。