オナラは、半拍早めに出る間が、かわいい。
(かわいいオナラ)
親愛なる君に

『トリビアの泉』の、オナラネタが、いい。
ネタが面白いだけでなくて、くだらないと思える話を、
かなり本格的な映像にしている演出が、凄い。
オナラのかわいさは「間」にあります。
きっちりとした間では、笑えません。
間が、ちょっとずれているところに、
オナラの愛らしさが出ます。
オナラのサンプリングでつくったレコード「黄色いさくらんぼ」は、
アイデア倒れにならずに、実に良くできていました。
ここで出るだろうと予測する半拍早めに「出る」。
オナラの絶妙な間は、半拍早めであることです。
なぜならオナラは「出る」のでも「出す」のでもなく
「出てしまう」ものだからです。
ちょうどでは、いやらしく、遅めでは、つらくなります。
もれ出て、「しまった、ヤバイ!」という素直さが出るのが、
「半拍早め」なのです。

                        彰宏より。
P.S.
何でもない時に不意をつく君のオナラの「間」も好きです。