ドキドキしたクラス替えがない大人は、ちょっと寂しい。
(クラス替え)
親愛なる君に

大人になって、この季節、ちょっと寂しいのは、
「クラス替え」のワクワクがなくなったことです。
大阪では「組替え」と言ってました。
そのほうが、ちょっと木造校舎の匂いがしますね。
好きな女の子と一緒になれるか。
好きな担任の先生のクラスになれるか。
春休みの間、あんなにドキドキすることは、ありませんでした。
小学校は、45人×6クラスだったので、
今のクラスの友達と同じクラスになる期待値は、7.5人。
これくらいが、いちばんドキドキするね。
僕の行っていた中学は、当時45人×16クラスだったので、
同じクラスになる期待値は2.8人。
そのうち、1人は自分なので、あと1.8人しか、同じクラスになれません。
こうなると、組替えというより、「転校」です。
僕は、一度、「転校」してみたいと思ってましたが、
してましたね。
組替えして、いきなり学級委員選挙があります。
誰も知らない状態で、いきなり選挙で学級委員に選ばれるっていう人も、
かなり、うさん臭いですね。
小学校1年生からずっと学級委員をしていた僕が言うのですから、
間違いないですね。

                        彰宏より。
P.S.
小学生の時に、君と逢っていたら、どうだったろうね。