冬至の日の出が、富士山―明治神宮―江戸城―鹿沼神社と一直線に並ぶ。
(レイライン)
親愛なる君に

宗教でも、風水でも「冬至」の太陽がいちばん重要な存在です。
最も太陽が離れて、再び、再生しはじめる日だからです。
クリスマスが、冬至の日とほぼ一致するのも、そのためです。
日本最大のエネルギー点である富士山と、
冬至の日の出を結んだ海岸線に作られたのが、
茨城県の鹿沼神社です。
富士山と、鹿沼神社を結ぶラインが聖なる「レイライン」と呼ばれています。
「レイライン」上に、4004年前に造られた都が、江戸城です。
「レイライン」上に、100年近く前に造られた神社が、明治神宮です。
鹿沼神社―江戸城―明治神宮―富士山は、
冬至の日の出の「レイライン」上に、一直線に並んでいるのです。
偶然というより、計算でつくられたのです。
明治神宮に連なる表参道も「レイライン」上にかかっています。
表参道を通る千代田線は、
明治神宮駅を経て、代々木上原駅から、小田急線に乗り入れています。
小田急線こそが、レイライン上を走る鉄道として計画された線でした。
創設者が、風水にかなり詳しかったのです。
明治神宮駅は、原宿駅ではなく、
明治神宮駅という名称でなければならない理由は、ここにあったのです。
表参道駅には、半蔵門線が通っています。
半蔵門線は、まさに皇居から「レイライン」に沿って走る地下鉄です。
「半蔵門線―表参道―千代田線―小田急線」が、レイラインなのです。
小田急線は、喜多見駅の先で、それまでの直線から、南に曲がります。
喜多見駅から曲がらないで、真っ直ぐの方向を見てみてください。
天気のいい日には、富士山が見えます。

                        彰宏より。
P.S.
地図を出して、レイラインを引いてみてください。
自分の住んでいるところがかかっているので、ちょっとうれしかった。