したいことのために本を読んだら、もっと凄いことをしたくなった。
(日本テレビ・中西太さん)
親愛なる君に

博報堂の同期で、今、日本テレビにいる大関雅人さんの紹介で、
『松本紳介』や『恋のから騒ぎ』のプロデューサーの
中西太さんとご飯を食べながら話しました。
中西さんは、もともと北大農学部のコテコテの理系だったのに、
生協で『メンタツ』を読んで、日本テレビに入ったという豪傑です。
『メンタツ』さえ読まなければ、
『電波少年』で、世界中を放浪することもなかったのです。
「『メンタツ』を読んで、第1志望に受かりました」というのは、よく聞きます。
「『メンタツ』を読んで、志望が変わりました」というのは、
さすが、中西さんの感性の凄さです。
『メンタツ』の本当の読み方をしている人こそ、中西さんなのですね。
「したいことのために本を読んだら、
そんなことより、もっと凄いことをしたくなった」
と言われるような本を書いていきたいですね。

                        彰宏より。
P.S.
「あなたに会わなければ、こんな女にならなかった」
と、君に言われたいね。