今日も、ラッキーなことがありました。
(妖精の声)
親愛なる君に

今日、ラッキーなことがありました。
ボウリングの練習を終えて、マッサージに向かう途中、
交差点で信号を待っていました。
携帯のリモートメールで、メールのチェックをしていました。
信号が青になったので、渡リ始めました。
すると、女の子の声で、「アブナイ」という小さな声が聞こえました。
思わず僕は、立ち止まりました。
立ち止まったのは、注意されたからだけではなく、
その声が、ちょっと不思議な声だったからです。
まるで頭の中で響くような小ささで、「人間離れした声」でした。
ラジオコマーシャルを7年間も作っていたので、
僕は、声には、ちょっとうるさいです。
録音レベルも音質も、ちょっと違う声でした。
こんな妖精みたいな声を出すのは、どんな子かなと、
振り返ろうと思って、立ち止まったのです。
次の瞬間、信号無視のトラックが僕の前を横切りました。
これまた、その道には、リアリティがなさすぎるくらい巨大ダンプでした。
「ハリウッドのアクション映画ちゃうっちゅーに」と、
ツッコミを入れたくなるような場違いの大きさでした。
間一髪、セーフ。
「危なかった。ありがとう」と、振り返ると、
女の子は、声のしたほうにはいませんでした。
一瞬の出来事なので、振り返る間に、
遠くに行ってしまうことはありえません。
不思議なことって、あるもんですね。

                        彰宏より。
P.S.
神様に、感謝。