手品師の人間の魅力が、トリックよりも、観客をひきつける。
(マギー 司郎さん&審司さん)
親愛なる君に

『いつみても波瀾万丈』の
マギー 司郎さん&マギー 審司さんの回、感動しました。
大阪で育った僕にとって、手品と言えば、
観客を怒鳴りながらするゼンジー北京さんでした。
東京に来て「お笑いスター誕生」で、気弱なマギー 司郎さんを見て、
怒る手品師しか知らなかった僕は、その気弱さにひかれました。
そのそのマギー 司郎さんに弟子入りするのだから、
マギー 審司さんも、ギャンブラーです。
マギー 審司さんを、名前を知らない頃、初めて見た時、
「またマギー 司郎さんみたいな面白い人が出てきた」と思いました。
名前を調べると「マギー」なので、やっぱりと思いました。
審司さんを知って、マギーが屋号であることもわかりました。
普通、弟子と師匠が出ると、弟子が涙する流れになる場面で、
師匠のマギー 司郎さんが号泣したのを見て、もらい泣きしてしまいました。
手品には、その人の性格が出ます。
マギー 司郎さんとマギー 審司さんの手品が人をひきつけるのは、
お2人の人間の魅力なのですね。

                        彰宏より。
P.S.
マギー 審司さんのプロフィールの長所欄には、
「手品とかが出来ること」と書いてありました。
これ、いいですね。
僕も長所には「本とかが書けること」と、これから書きます。