動物とのスナップショットが、ポートレートよりも、かっこいい。
(オードリー・ヘップバーン)
親愛なる君に

「オードリー・ヘップバーン展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)に、
やっと行ってきました。
オープニング前レセプションに行く予定が、
撮影が入って行けなくなり、
次に行った時は、入場時間が終わっていて入れず、
3度目の正直で見ることができました。
オードリー・ヘップバーンの写真集は、出るたびに買っているので、
見たことのある写真ばかりかなと思っていたら、
珍しいものがたくさんありました。
今回、僕が感動したのは、映画関係者とやり取りした手紙でした。
しかも、手紙の写真ではなく、実物の手紙だったので、感動しました。
便箋の裏表に書かれている手紙は、アクリルボードにはさんで
両方とも読めるように展示されていました。
古くはグレゴリー・ペックから、新しくはスピルバーグからの手紙まで。
これこそ、映画史そのものでした。
『マイ・フェア・レディ』を見たフレッド・アステアからの
“You are so perfect” の “so perfect” にアンダーラインをつけて
強調した直筆の手紙は、凄かった。
手紙や子供の頃の絵が、残っているということに、
オードリーの人徳を感じました。
オードリーは、かっこいい映画スチールやポートレートもいいけど、
スナップショットが、最高に素敵ですね。
特に、動物や子供と一緒の写真が最高ですね。

                        彰宏より。
P.S.
関連グッズコーナーで、新しく出た写真集を買おうと思ったら、
僕の『オードリーになれる50の小さな習慣』(PHP研究所)が置かれていました。
同じく空気の中に、僕がオードリーについて書いた本が置かれているのが、
何よりも、うれしかった。
もっと、もっと、オードリーについて書きたいと思いました。