点数が悪い時より、点数がいい時のほうが、苦しい。
(男子新人戦予選)
親愛なる君に

男子新人戦アマ予選の2ゲーム目。
1ゲーム目の242の勢いで、ストライクスタートしたものの
第2フレームで、痛恨のイージーミス。
師匠の加藤孝幸プロは、高いスコアよりも、ノーミスのゲームを評価します。
そして、必ずイージーミスのあとには、
さっきストライクの出たレーンで、(7)―(10)スプリット。
いきなり2オープンで、1ゲーム目の貯金がなくなってしまいました。
なんとか7フレームから、オールウェイ(その後すべてストライク)6発で、215。
3ゲーム目も、(5)―(7)のスプリットを、パンチアウト(10フレームのターキー
)で、
204にまとめて、なんとか3ゲーム661(アベレージ220)で、フロアチェンジ。
この時点で、通過ラインは、654。
ギリギリ、クリア。
フロアチェンジ後、ボールの選択を迷って、179。
貯金を減らしたので、勝負をかけねばならず、ボールを替えて、
フィフス・パンチアウト・ノーミスで、247。
最終ゲーム、ターキー・ノーミスを狙って力が入り、スプリット。
もう守ることはできず、ラインを替えて、フォース。
最終フレーム2投目の(4)―(7)スペアほど、緊張したスペアはありませんでした

結果、6ゲーム目215。
トータル、1302(アベレージ217)。
有泉プロの予想はクリアしたものの、結果発表をドキドキしながら聞きました。
そして……ギリギリ通過。
試合中は、集中していてそのほうがいいのですが、
試合が終わってから集中がとけずに、とんちんかんなことをしていました。
本大会出場の応募用紙の住所記入欄に、
何年も書いたことがない実家の住所を書いている自分がいました。

                        彰宏より。
P.S.
試合の間は、1ピンでも多く倒すことを考える。
終わったら、すべてを忘れて、練習です。