縁のある人とは、とことん縁がある。
(高塚猛さん)
親愛なる君に

高塚猛さんが、ダイヤモンド社の社長になられました。
縁のある人とは、つくづくご縁があると感じます。
僕が博報堂で最もお世話になった会社が、高塚さんのリクルートでした。
その後、僕がホテルの本を書くようになって盛岡グランドホテルの社長の
高塚さんにお会いしに行きました。
この時、僕は、「高塚さんは、福岡をはじめ、ダイエーのホテルグループを
立て直す人にきっとなられますね」と、予言しました。
まさに、その通りになりました。
その後、高塚さんとのかかわりは、『抱擁力』(経済界)だけでなく、
[中谷レター]での登場回数の多さをみれば、いかに深いかがわかります。
そして、とうとう、ダイヤモンド社の社長になられました。
ダイヤモンド社は、『メンタツ』をはじめ、
僕が最もたくさん本を出している会社です。
そして、これからも、最もたくさん本を出し続ける会社になるでしょう。
半分驚きながら、半分は、「ほらね、こうなるでしょ」と、縁を再認識しています。
高塚さんの得意技は、「元気にすること」です。
ダイヤモンド社は、出版界の中では、まだ近代化がされている会社で、
出版業界全体は、近代以前の段階です。
高塚さんに、ダイヤモンド社をますます元気にしてもらうだけでなく、
出版業界全体を、元気にしてもらえると、期待しています。

                        彰宏より。
P.S.
高塚さんを社長にしたダイヤモンド社も、さすがですね。