試合に出て負けるたびに、何か新しいことを必ず学べる。
(マルイカップ東京オープン後編)
親愛なる君に

師匠の加藤孝幸プロが、
仲間のプロに、「僕が教えている中谷さんです」と、
紹介してくれるので、僕は加藤プロが、
「ちゃんと、教えているのかよ」と言われないために、
今回、結果よりも、「いいボウリング」をするように努めました。
「ちゃんとした人に、教わっている」と言われないと、
師匠の顔を、つぶしてしまうことになるからです。
1次予選前半は、3ゲーム667(アベ222)で、10位/160人中。
1次予選6ゲームで、1262(アベ210)で、25位/160人中。
選抜を補欠で通過したオマメだったのに、準決勝進出。
ワイルドカードで上がってきた選手が、意外に活躍するのを、実感しました。
準決勝からは、さすがに、経験の差が出て、決勝には進めませんでした。
いきなり、勝ってはいけないんですね。
1段ずつ経験を積み重ねて、上がっていかないといけないんですね。
今回は、いろんなツキが重なって、いい勉強ができました。
いつも「勉強になりました」って言ってますが、
けっして負け惜しみではなくて、本当に、その都度、
違ったことを、勉強できているのです。
初日トップの14歳のゴルファー宮里美香さんの心境でした。
そして、結果として、ベテランに敗れた時の宮里さんは、
この試合での僕の心境と、きっと同じだったと思います。

                        彰宏より。
P.S.
「オマメの底力」で、これからも、勉強します。