『マイウェイ』は、シャンソン『いつものように』だった。
(高野修さんCD『青春70』)
親愛なる君に

花岡浩司律子先生のダンスの教室で、
名取裕子さんの後援会長の高野(こうの)修さんにお会いしました。
高野さんは、60歳の時に、バイオリンを弾き、歌を歌って、
2000人のオーチャードホールを、満員にされたそうです。
そして、70歳にして『青春70』という歌のアルバムまで出されました。
高野さんは、何かを学ぶ時は、自己流ではなくて、
専門の先生に就いて習われるそうです。
ただ学ぶのではなく、専門の先生に就いて学ぶというところが凄いですね。
自己流だと、好きにできますが、
専門の先生に就くと、
いやでも地味な基礎からコツコツしなければならなくなります。
大人になってから、専門の先生に就いて習っているというだけで、
その人は、青春であると言えます。
『青春70』を聴いて、『マイウェイ』が、
シャンソンであることを初めて知りました。
原題は、「いつものように」。これも、いいタイトルです。
そのフランス語を、英語で「マイウェイ」と
ひと言で言い切ったポール・アンカも、さすがです。
カラオケでは、『マイウェイ』を、がなって歌いがちですが、
シャンソンだと考えれば、つぶやくように歌うと、年輪の味が出ますね。
まさに、高野さんの生き方、そのものですね。

                        彰宏より。
P.S.
カラオケに行きたくなったね。一緒に、行こう。