大切な人を占ってもらうと、自分のことがよくわかる。
(西谷泰人先生再度、両親診断)
親愛なる君に

西谷泰人先生に、また両親の手相のコピーを
お送りして、僕の手相とあわせて、見ていただきました。

〈今日は送って頂いた中谷さんのお父様の手相と、先日、
中島薫邸で頂いた中谷彰宏さんの手形を再び見て、驚きました。
なんと、同じ左手の生命線上に、
島形の相(目の形のように囲まれた部分)が、同じように出ていました。
これは手相研究の上でも、貴重な資料になります。
島形は、難行苦行を示し、その期間は、冬の雪に閉ざされたような時期です。
手相の流年法で、その島形の年齢を測定しましたら、
お父様は、20歳の終わり頃〜27歳の途中まで、冬の季節です。
島形の期間は、修行者が滝に打たれるような厳しい修行時代。
この期間は、もがいてももがいても、なかなか社会にも認められない。
自暴自棄になってしまう人も多くあります。
たとえ認められる事があっても、自分の実力の10分の1程度しか
評価されない苦難の時代です。
自分の将来がなかなか見えなくて、暗中模索の時。
先が見えそうで、見えない、もどかしい時期です。
こんな冬の時期は、認められようと焦るのではなく、
蓄えの時期に充てると、ベストの生き方が送れるときです。
時間はあるので、いっぱい本を読むなど、実力を蓄える時なのです。
お父様は、冬の季節ではありましたが、
23歳で人生の目標が出来、大いに努力を始められたようです。
この年、性格が積極的になった年のハズです。
秘めていた才能や能力が出てきた年です。
24歳の時、印象に残る恋愛があったと出ています〉

父親は、以前はそれほど手相を信じなかったようです。
ところが、西谷先生の診断には、
「西谷先生は、凄い先生やな」と、驚いていました。

〈そして、中谷彰宏さんの左手にある島形(冬の季節)ですが、
21歳の初め頃(人生の目標を立てた時)〜29歳初め頃まで、出ています。
実に長い期間ですね。こんなに長い島形相は珍しい。
この時期は、中谷さんが修行僧のごとく、
難行苦行に飛び込んでいる姿が想像できます。
そして、島形の期間が終わる29歳初め頃には、
先の見通しが出来てきて、霧が晴れ、夜が明け、
春が来たような運気になったと思います。
たっぷり修行を積み、実力をつけた青年が、
希望を描いて飛び立つような季節に入った時です〉

僕の1冊目の本が出たのは、29歳でした。

〈お母様の手相は、4年ごとに運命の波がくる運です。
4年単位の生き方が、自身が本来持っていらっしゃる波
に上手く乗っていく生き方です〉

母親に聞くと、その通りだと驚いていました。
4年で借金を返し、4年で賃貸マンションを建て、4年で自宅を建てた。
そんな人生を、僕も初めて聞きました。

〈それにしても、親子揃って
左手の手相(先天運・生まれ持っている運)が似ているだけでなく、
島形の相までが似ている・・・。
実に不思議です。
この前、中谷さんの手形をとった事から、また新しい発見が出来ました。
中谷さん、有難うございました〉

手相で、また親孝行ができました。 

                        彰宏より。
P.S.
君の両親も、占ってあげると、
きっと自分のことが良くわかるようになるよ。