パクろうとしても、キャラはパクれない。
(陣内智則さん)
親愛なる君に

もう1人、僕の好きな大阪弁が、陣内智則さんの大阪弁です。
陣内さんが作り出した「音&映像&ツッコミ」をいうスタイルは、
なかなかマネができません。
理由は、2つあります。

1.音と映像の専門家の協力がないとできない。
2.陣内さんの柔らかい大阪弁がないと、嫌味になる。

子供のファンにも呼び捨てにされる陣内さんならではの味は、
あの大阪弁の柔らかさにあるのです。
大阪人は、独り言が多いので、説明セリフも違和感がありません。
大阪弁は、ヤクザ映画だけのためにあるのではないということです。
陣内さんのスタイルが受けたので、
二番せんじをするお笑いタレントやグループが、たくさん出ましたが、
マネをすればするほど、違いが際立って、すべってしまいます。
お笑いのパターンは、受けた人のマネを決してしてはいけないのです。
本も、同じですね。

                        彰宏より。
P.S.
「……は、中谷さんの本のパクリですよ」と、心配して言ってくれる人が
よくいますが、大丈夫です。
キャラクターは、パクれないので、ますますオリジナルの魅力が
再認識されるからです。