関東の「ガンバレ」より関西の「ガンバリヤー」のほうが、元気が出る。
(増田明美さん・サンプラザ中野さん『走る塾』)
親愛なる君に

ボウリング最大のイベント、ジャパンカップとジャパンオープンが
近づいてきたので、スポーツの本をついつい読んでしまいます。
増田明美さんとサンプラザ中野さんの『走る塾』(青春出版社)を
読みました。
面白かったのは、京都と東京では、沿道の応援の仕方が違うという
増田さんの体験でした。
東京では、「ガンバレ」「ガンバッテ」だけど、
京都では、「ガンバリヤー」だそうです。
「ガンバレ」より「ガンバリヤー」のほうが、
語尾上がりなので、元気が出そうですね。
オマケに、京都の沿道の人は、
「後ろ10メートルに来たはるでー」とか、後続との差を教えてくれるそうです。
関西人は、自分を観客とは思っていないんですね。
まったく見ず知らずの人が、コーチのつもりでいるんですね。
「しゃべるスポーツチャンネル」のような、うちの母親は、
あらゆる選手やチームの監督を兼任して大忙しです。
これが、関西人のスポーツ観戦の楽しみ方なのです。

                        彰宏より。
P.S.
アテネ・オリンピックのテレビ中継でも、
母親の応援の声が、聞こえた気がします。