メンタツ前に、中谷本の洗礼を受けている幸せ。
親愛なる君に

僕にとって、ラッキーだったことは、
2冊目で、いきなりベストセラーが出せたことです。
2冊目で出るのと、100冊目で出るのとでは、大きな違いです。
それが、メンタツです。
今では、630冊を超えています。
メンタツの出た頃は、メンタツで中谷彰宏の本と出合った人が、
ほとんどでした。
メンタツから入って、恋愛本や自己啓発本に進んでいきました。
今、昔と状況が変わったのは、
メンタツを読む前に、もう中谷本と出合い、読んでいることです。
今の就職学生は、ある意味、先に中谷本を読んでいるので、
メンタツが、スイスイ理解できるのです。
生まれた時から、日本にディズニーランドがあったような幸福です。
と言うと、メンタツから入った先輩が、こう言いました。
「最初にメンタツに出合った衝撃は、先に中谷本に出合ってる
今の子には、わからないだろうね」
これは、わざわざロサンゼルスのディズニーランドで、
最初のディズニー経験をした人の幸福です。
どちらも、幸福ですね。
いずれにしても、僕の就職活動中には、メンタツはありませんでした。

                        彰宏より。
P.S.
メンタツが要らなくなっても、
いまだに、メンタツを読んでいる君が好きです。