中谷本に出てくる人を、訪ね歩いて、転職先のグアムまで行ってしまった。
(松本さんご夫妻)
親愛なる君に

前に、松本さんご夫妻が、
僕が本で紹介する素晴らしいサービスマンを
実際に、そのレストランを巡って会いに行かれている
というお話を、紹介しました。
ホテルマンやレストランマンは、異動・転職の多い業種で、
本が出てしばらくすると、別のホテルやレストランに変わっていることも
少なくありません。
本で紹介する時の肩書や職場は、(当時)ということなのです。
松本さんご夫妻は、パークハイアット東京の和食レストラン「梢」に、
馬場隆一郎さんに会うために行かれました。
その話を、母親から聞いた時、「あっ、しまった」と思いました。
馬場さんは、しばらく前に、
グアムのハイアット・リージェンシーに、転職されていたからです。
普通は「会いに行ったんですけど、グアムに転職されていました」で、
終わる話です。
それでも、素晴らしい。
ここからが、松本さんご夫妻の凄いところです。
そうです。
馬場さんに会うために、グアムまで行かれたのです。
松本さんご夫妻は、前からのホテル好きではなかったそうです。
中谷本で、初めて、ホテルの楽しさを知ったそうです。
それも、凄い。
僕の本を読んで、何かを始めたり、どこかへ行ったり、誰かに会ったり
するのは、きっと松本さんご夫妻だけではないでしょう。
それは、素晴らしいことです。
ここまでされるのは、並大抵の行動力ではありません。
本に、素晴らしい人を実名で紹介するということの
責任の重さを、改めて感じました。

                        彰宏より。
P.S.
これからも、素晴らしい人をどんどん紹介します。
まもなく、松本さんご夫妻に会いに来られる方が、きっと現れますね。