選手が、コーチになり、伝道者になっていく。
(全国視覚障害者ボウリング大会)
親愛なる君に

新横浜プリンスボウルで、ジャパンカップが開催されている
同じ時期に、エビスグランドボウルで、もうひとつの熱い戦いが
繰り広げられていました。
「全国視覚障害者ボウリング大会」です。
会場に行って、驚きました。
通常の試合が行われているので、フロアを間違えたのかと思いました。
よく見ると、手すりがあり、投げ終わって戻ってくる選手は、
アイマスクをしていました。
フォームやボールの回転を見ていると、
普通のトーナメントとまったく変わらないくらいのレベルの高さです。
初日は、スコア255が出たかと思うと、
2日目は、262が出たくらいです。
ボウリングをしている視覚障害者の中から、
予選を勝ち抜いてこられた方々です。
まだまだ、視覚障害をもって、ボウリングをされている人は
それほど多くありません。
今の選手の方たちが、伝道者やコーチになって、
これからどんどん広げていくことになるでしょう。

                        彰宏より。
P.S.
そして、大会を開いたエビスグランドボウルのスタッフの経験は、
全国のボウリング場のコーチになっていくでしょう。