伝説を生で見せてくれたイチロー選手と神様に、感謝。
(イチロー選手)
親愛なる君に

「生」は、神様の贈り物です。
僕は、テレビ番組を「生」で見ることは、ほとんどありません。
唯一見るのは、スポーツと事件です。
「生」の意味は、「起こることがわからないうちに、見ている」ということです。
ビデオに慣れてくると、起こることがわからないのに見るのにムダを感じて、
「生」に接する機会がなくなります。
お昼の12時前、たまたまデスクの上のテレビをつけました。
ふだんは、まったくつけない時間です。
マリナーズの試合中継をしていました。
録画かと思ったら、「ライブ」と表示されていました。
打席は、イチロー選手。
スタンドは、総立ちでした。
第2打席。
すでに、第1打席で、「257本」に並んでいることが、わかりました。
2−1から、ボールが大きく外角にそれました。
2−2から、敬遠と思えるほど、さらに大きく外角にそれました。
スタンドから、ブーイングが起こりました。
2−3。イチロー選手の打ったボールは、センターへ抜けていきました。
僕が感動したのは、この瞬間を「ライブ」で見れたことです。
これから何度もこの映像は流れるでしょうが、
それを、同じ瞬間に見れた人は、幸福です。
その時間、そのチャンネルをつける奇跡。
伝説を生で見せてくれたイチロー選手にも、感謝。

                        彰宏より。
P.S.
そして、その伝説をライブで見せてくれた神様にも、感謝です。