戦争は必ず、味方同士の傷つけ合いになる。
(『シルミド』『ブラザーフッド』)
親愛なる君に

寝る時間を少しでも早くしようと思っているんだけど、
寝る前に、面白い映画に当たってしまうと、睡眠時間が短くなってしまいます。
僕は、寝る前に映画のビデオを見るので、
ハズれだと早く寝れますが、当たりだと寝るのが遅くなってしまいます。
寝るのを遅くしてくれた最近の2本は、
『シルミド』と『ブラザーフッド』です。
韓国の戦争映画は、やっぱり深いですね。
「北朝鮮を敵にできるから韓国で戦争映画は作りやすい」というのは、
大きな勘違いです。
『シルミド』と『ブラザーフッド』の共通点は、
「敵vs.味方」の戦いではなくて、「味方vs.味方」の戦いになることです。
ハリウッド映画の「敵vs.味方」の戦争ばかり見なれている僕達にとっては、
深いリアルを見せつけられます。
戦争は、必ず「味方vs.味方」の悲惨な状況に追い込まれてしまうのです。
それが、戦争の怖さですね。

                        彰宏より。
P.S.
小さなケンカでも、いつのまにか、
味方を攻撃していないか、気をつけようね。