集中しすぎて、まわりの音が聞こえなくなる。
(クレームブリュレ事件)
親愛なる君に

どうも僕は、病的に集中するようで、自分では気づいていないみたいです。
この間も、中島薫さんたちとボウリング大会のあと、
プロボウラーのみんなとお茶をしていました。
クレームブリュレを食べている時、
急にしんとしたので、「あれっ?」と思いました。
顔を上げると、みんなが僕を見ています。
前に座っているきーこちゃんが、僕に話しかけているのに、
僕が、クレームブリュレに集中していて、気づかなかったのです。
「ごめん、気づかなかった」
きーこちゃんは、なんと、少しずつ声を大きくして、3回も話しかけたそうです。
テレビの番組で、コメントしなければならなとか、そういうことではないのです。
普通のクレームブリュレに、そこまで真剣にならなくてもという感じですが、
まわりの音が聞こえなくなるのです。
子供で、よく焼いもを真剣に見つめながら、食べているのを見かけますが、
僕も、あれと同じようです。
パープル・淺野君が、僕が新聞のテレビ欄を見る時、集中してるという話を
書いてましたが、どうやら食べ物だけではないようです。
その話を、昔から僕を知っている友達に話すと、
「そんなの、昔から」と言われました。

                        彰宏より。
P.S.
話しかけているのに、気づかないことがあっても、ごめんね。
すぐ現実に戻ってくるから。