美人に誘われるのと同じくらい、素敵な男性に誘われるのは、楽しい。
(藤尾政弘社長)
親愛なる君に

「一緒に、お食事をしませんか」というお誘いを、
美人からだけではなく、経営者の方からも、誘っていただきます。
「和服を着たインド人トライアスリート」の毛利伸さんからご紹介いただいて、
フジオフードシステムの藤尾政弘社長に、ごちそうになりました。
「まいどおおきに食堂」などフランチャイズを展開し、
ヘラクレスに一番先に上場した大グループの経営者なのに、
その腰の低さに感動しました。
僕のほうこそ、テレビで藤尾社長のドキュメンタリーをよく見ていて、
凄い一所懸命な方だなあと思っていたんですが、
そんな方が、僕の本を読んでくださっていて、
「会いたい」と言ってくださるというのは、感激です。
食事をしながらも、藤尾社長は、
「なるほどなあ。さすがやなあ」と言いながら、しきりにメモをとられていました。
藤尾社長は、一見、厳しそうに見えますが、
実は、ロマンチストであることが、よくわかりました。
「安くて、おいしいもん」を提供して、人をハッピーにするには、
ロマンチストでないとで、できないんですね。
ロマンチストであることは、経営者としても、男としても、
必須の条件ですね。
別れ際に、「一緒に、写真、撮らせてもらってもいいですか?」と
1枚撮ったあと、「もう1枚、いいですか? もっと、ええ顔で撮らんとね」
と、自分で反省する姿は、少年というより、少女のようでした。
藤尾社長に、まるで、幼なじみに会うような共通点をたくさん感じました。
同時代に、大阪の商人の家に生まれただけでなく、
やっぱり、ロマンチストというところが、最大の共通点でした。

                        彰宏より。
P.S.
美人のお誘いと同じくらい、素敵な男性からのお誘いも、
楽しいですね。