恋人のような娘になった。
(大村彩子ちゃん)
親愛なる君に

連ドラ『あなたには抱かれたい』で、僕の娘役を演じた大村彩子ちゃんから、
年賀状が届きました。
彩ちゃんは、20歳になります。
短大を卒業して、女優業に専念と書かれていました。
僕の中で、彩ちゃんは、年齢不詳でした。
僕が会った時、彼女は11歳。僕は、36歳でした。
『恋愛小説』シリーズの第1弾、第2弾のカバーに、
彩ちゃんを登場させました。
少女の時から、大人のような気配を持っていました。
彩ちゃんは、あれから、年々大人になって、
ドラマだけでなく、日テレジェニックにもなりました。
大人になっても、少女の気配を漂わせています。
ドラマの撮影中、「娘の前で、下ネタはやめてよね」と周りに言って
「いつも、中谷さんがいちばんしてるのに」と言われていました。
彩ちゃんの写真集が出るたびに買って、
「こんなに露出しなくてもいいんじゃない」と、
いつもの逆のことを、やっぱり言ってました。
「10年たったら、親娘ではなく、恋人役で共演しようね」
と、僕は勝手に約束していました。

                        彰宏より。
P.S.
約束、必ず、実現しようね。