人にプレゼントする本を選ぶのは、難しく、素晴らしい。
親愛なる君に

本をプレゼントするのは、素敵なことだけど、難しいですね。
父親は、よく僕の本を、みんなにプレゼントしています。
何をあげればいいか、凄く考えて選んでからプレゼントするそうです。
興味のないテーマの本をあげても、
もらったほうはプレッシャーになるだけです。
自分がどんなに面白かったとしても、
相手が今、必要としている本とは限らないのです。
きっとその人が今、必要としている本があるはずなのです。
本をプレゼントするのは、
自分が読むための本を選ぶより、
もっと難しいことなのです。
より、相手のことを考えてあげないといけないのです。
だからこそ、素晴らしいことでもあるのです。

                        彰宏より。
P.S.
だからこそ、人に本をプレゼントされるというのも、
素晴らしいことなのです。