テンポのいいヒューマンものは、殺人事件よりドキドキする。
(『獄窓記』)
親愛なる君に

『獄窓記』の完成版を、オンエアの前に見せていただきました。
通常、ドラマはオンエア前に見る機会はほとんどありません。
でも、今回は、わざわざ送っていただいて、
オンエアの2か月も早く見ることができました。
やっぱり、面白かった。
原作も、面白かった。
脚本を読んでも、面白かった。
そういう時、映像が負けてしまうことも多いのに、
映像は、さらに面白かった。
キャスティングが、驚きました。
撮影中は、自分の出るシーン以外のキャスティングがどうなってるか
わからないことも、よくあります。
あまりに、名優がそろっているので、驚きました。
そんな中で、演じさせていただく喜びを、味わうことができました。
ヒューマンものだけど、メソメソもしていない。
たらたらもしないで、どんどんストーリーがテンポよく展開します。
正義の旗を振りかざす社会派のように告発ものでもありません。
殺人事件ものの多いドラマの中で、ヒューマンものもいいなと
キャストの1人なのに、観客のように感動してしまいました。

                        彰宏より。
P.S.
どんな名優が出ているか、見てのお楽しみです。

※4月20日(水)OA予定です。